大統領弾劾で混乱続く韓国 日本からの渡航者に影響は見られず
khb東日本放送
韓国では、尹錫悦大統領の非常戒厳宣言を発端として混乱が続いています。韓国から帰国した人、これから出国する人から様々な声が聞かれました。
韓国各地では、弾劾を求める抗議集会やそれに対抗する保守派の集会が連日開催されるなど、観光客が多い都市部が混乱しました。 日本の外務省も、韓国旅行への注意を促しています。 弾劾を求める議案が可決されてから2日が経過し、仙台空港では16日も韓国から帰国する人の姿が見られました。 「集会をやっているような場所には近づかないようにって、日本にいる母から連絡が来ました。日本に帰って来られなくなるんじゃないかって思って」 「非常戒厳のニュースがあってからは家からは出ないでいたんですけど、特に変化はなかったです」 一方、これから韓国へ向かう人たちは。 「戒厳当日も韓国に行きましたが、最初驚きました。戦争起きるのってびっくりしたんですけれども、すぐに治まりましたし不安は何も無いですね」「詳しい状況が分からないけれども、大丈夫であればソウルに行きたいと思ってますけれどね」 アシアナ航空によりますと、16日の仙台空港発着便はほぼ満席で、17日以降の利用者数についても大きな影響は見られないということです。 各自治体や旅行会社によりますと、松島の遊覧船や韓国が発祥のトレッキングコース=オルレの宮城県各地のコースなどについても、今のところ観光客が減るといった影響は見られないとということです。
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