広瀬すず、俳優キャリア12年目で初の本格サスペンス主演「演じるゾクゾク感を楽しみたい」
『クジャクのダンス、誰が見た?』で主人公・山下心麦を担当
俳優の広瀬すずが、2025年1月にスタートするTBS系連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(金曜夜10時)で本格サスペンス初主演を務めることが4日に発表された。 【写真】「すっぴんかな?」…26歳の誕生日を“家族”と報告した広瀬すずの自撮りショット 『クジャクのダンス、誰が見た?』は、「このマンガがすごい!2024」オンナ編第4位にランクインした大人気漫画で、今回ドラマ化が決定。一通の手紙から娘が事件の真相に迫るヒューマンクライムサスペンスで、ドラマ『半沢直樹』(2020年)やNetflix『サンクチュアリ -聖域-』(23年)など注目作を数多く手掛ける金沢知樹氏が脚本を務める。 主演を務める広瀬は、TBSドラマでの主演は2023年の『夕暮れに、手をつなぐ』以来約2年ぶり2度目。本格サスペンスドラマで主演を務めるのは、俳優キャリア12年目にして初となる。 広瀬が演じる主人公・山下心麦(やました・こむぎ)は、早くに母を亡くして以来、元警察官の父と2人きりでつつましく生きてきた大学生。そんな心麦に訪れた父との突然の別れ。犯人として早々に逮捕された人物は、父が22年前に一家惨殺事件の犯人として逮捕した人物の1人息子だった。しかし、父が心麦に最後に遺した手紙に記されていたのは、犯人に関する予想だにしないある言葉。愛する父はなぜ殺されてしまったのか。徐々に明かされていく知らない事実に苦悩しながら、それでもなお、父を信じて突き進んでいく。 広瀬は「私が演じる主人公の心麦ちゃんは、ほっこりとした温かさのある女の子ですが、その一方で孤独な面もあり、味方になってあげたくなる子でした。彼女の強い意志と、希望、そして迷いを丁寧に大切に演じられたらなと思います」と演じる心麦についてコメント。「原作も楽しく読ませていただきました。ストーリーはまだ完結していないですし、台本を読んでいても、『犯人誰?』と、気になるばかりです。『早く次の台本をください!』という感じです。知るまで撮影現場ではきっと、共演の方々を観察し、疑い深い目で見てしまうかもしれません(笑)。また、タイトルの『クジャクのダンス、誰が見た?』、その言葉の意味の奥底を突きながら、演じるゾクゾク感を楽しみたいし、視聴者の皆様も楽しんで頂けたらと思います。今回の登場人物は男性のキャストさんが多く、その中にポツンと大学生の女の子がいるという、それも凄く面白い絵図で、強く、逞しく心麦ちゃんとして生きようと思います」と語っている。 また、主人公・心麦とバディを組み、事件の真相を追う弁護士・松風義輝(まつかぜ・よしてる)役には、俳優の松山ケンイチが決定。「僕の演じる弁護士の松風は、独特のこだわりがあったり、人と関わるのが得意なわけではなかったりと、色々な面があります。それが、広瀬すずさん演じる主人公や、これから発表されるほかの登場人物との接し方で、自分でも想像できないような表情が出てくるキャラクターだと思っています。松風というキャラクターをどう演じ分け、どういった表情を出していこうかと考えています。広瀬さんとは本格的な共演は初めてで、一緒にどういうふうに会話のキャッチボールを変化させていけるのか、すごく楽しみです」と述べている。
ENCOUNT編集部