クルマのサステナブルは「タイヤ」から!「トーヨータイヤ」が見ている未来はオフロードからオンロードにレースまで…80周年を迎える2025年は新製品に注目!
東京オートサロン2025のトーヨータイヤ出展ブースは必見!
2025年1月10日(金)~12日(日)の日程で開催されている「東京オートサロン2025」。TOYO TIRES(トーヨータイヤ)では、優れたオフロード性能から「オプカン」の愛称で親しまれている「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」と、スポーツ派から熱い支持を集める「PROXES(プロクセス)」という、2つのブランドを中心にブースを展開。注目の新製品や未来を見据えたコンセプトタイヤなど、これからのタイヤも展示されています。 【画像】マクラーレンから小型モビリティまで!「東京オートサロン」のトーヨータイヤ注目デモカーをまとめてチェック(41枚)
モータースポーツとサステナブル技術
TOYO TIRESは東京オートサロンを新製品の発表の場ではなく、「自動車業界、そしてクルマ好きとのコミュニケーションの場」だと考えていると、プレスカンファレンス冒頭で代表取締役社長の清水隆史氏は語った。その言葉にあった通り、大々的に新製品を発表することはなく、TOYO TIRESがサポートするモータースポーツのドライバーたちの年頭の挨拶などが中心となっていて、TOYO TIRESというブランドをより知ってもらうための説明などがなされていた。 TOYO TIRESは今年2025年で80周年を迎える。次の時代に対応するべく力を入れていることを感じさせてくれたのが、サステナブル技術だ。 たとえば、3月登場予定の新製品「OPEN COUNTRY R/T TRAIL」は、ビートに再生可能なサステナブル素材を使用している。すでにアメリカ市場などでは販売を開始していて。高いオフロード性能とアグレッシブなデザインが特徴的なタイヤだ。展示車両ではJAOSがカスタマイズしたレクサス「GX」に装着されていて、オーバートレイル仕様にカスタマイズされたGXの足元にしっかりとマッチしている。
コンセプトタイヤは、いすゞやヤマハのブースにも展示
また、TOYO TIRESブースにはコンセプトタイヤも展示されていた。キャンピングカー向けの「DELVEX M135 TV」、トラック向けのオフロードタイヤの「OPEN COUNTRY」、小型モビリティにマッチしたサステナブルオフロードタイヤ「OPEN COUNTRY R/T SUSTAINABLE CONCEPT」だ。 これらのコンセプトタイヤは、実際の展示車両にも装着されている。いすゞブースでは「DELVEX M135 TV」を装着したカスタマイズコンセプトモデルの「ELF mio Travio」と「OPEN COUNTRY」を装着したクロスオーバーコンセプトの「ELF mio CROSS CONCEPT」を展示。どちらもトラックの可能性を広げてくれそうなモデルだ。 ヤマハブースには「OPEN COUNTRY R/T」を装着した「DIAPASON C580 Fork 2」が展示されている。もともとヤマハでは、DIAPASON C580という、田畑や不整地など、さまざまな路面環境で優れた走破性と使い勝手を兼ね備えた小型低速EV汎用プラットフォームを研究開発中だ。 このモデルのカスタマイズ文化の新たな可能性を提示するモデルとして、今回ヤマハが提案したのがDIAPASON C580 Fork 2。小型モビリティは今後さらに普及していく可能性が高いが、その先には、小型モビリティをカスタマイズするという文化が誕生するかもしれない。そのような可能性をTOYO TIRESは見据えているのだ。 その他にもTOYO TIRESブースでは、TOYO TIRESのタイヤを装着した競技車両やカスタマイズカーを展示している。そんな展示車を見ていると、オフロードからオンロード、ドリフトに至るまで、じつに多彩な路面と競技に対応している懐の深さを実感する。そんなTOYO TIRESブースに、足を運んでみてはいかがだろうか。
西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)
【関連記事】
- 【画像】マクラーレンから小型モビリティまで!「東京オートサロン」のトーヨータイヤ注目デモカーをまとめてチェック(41枚)
- ◎人生初のTOYO TIRESは驚きの連続! サーキット初心者から上級者まで満足できます!!【チューナーが試す最新タイヤ】
- ◎「道の駅かくた」でドリフトして大丈夫!?「トーヨータイヤ ファンミーティング in 宮城」は大迫力の見どころ満載! ドーナツターンで会場大盛りあがり
- ◎サーキット初心者も「カルガモ走行」でスキルアップ! トーヨータイヤの走行会「PROXES DRIVING PLEASURE」は参加しやすい価格で満員御礼…次回に期待!
- ◎いま注目の「PROXES SPORT2」は「本当にクルマ好きな人が開発した」ことが伝わるタイヤです【チューナーが試す最新タイヤ】