レアル・マドリードGKルニン「僕はここで続けていきたい。だけど未来はクラブ次第となっている」|ラ・リーガ
レアル・マドリードGKアンドリー・ルニン(25)が、自身の去就について言及している。 昨季、前十字靱帯を断絶したGKティボ・クルトワの代わりに多くの出場機会を得て、ラ・リーガ&チャンピオンズリーグ優勝に貢献する活躍を見せたルニン。ただクルトワが復帰した現在、再び控えGKになる可能性が高く、出番を求めて移籍する可能性も噂されてきた。 しかしスペイン『マルカ』とのインタビューに応じたウクライナ代表GKは、自身にはレアル・マドリードでプレーし続ける意欲があることを強調。ただ自身が残るかどうかはレアル・マドリード次第と、意味深な言葉も口にしている。 「僕が残るかどうか……。どうなるか見てみよう、見てみようかじゃないか……。分かるまで、そんなに時間はかからないよ」 「僕が続けたいかどうか? もちろんだけど……唯一言えるのは、レアル・マドリードではすべてがうまくいっていたということだ……。そして、今はマドリードの手の中にある。それが自分の未来について言えることだね」 「自分自身、どうなるのかは分からない。ただバケーションを取る代わりに15日の月曜から練習を開始するよ。練習初日からチームと一緒にいたいんだ」 「ここにいたくなければ、できる限りバケーションを取っているさ。でも、もう戻りたいと考えている。なぜなら、自分は世界最高のチームにいるんだからね」 なおルニンは、レアル・マドリードと2025年まで結ぶ契約を4年延長することで口頭合意しているとも報じられ、その交渉のために去就について明言できないのかもしれない。 ルニンはその一方で、レアル・マドリードではクルトワの存在によって、第2GKに甘んじなければいけない状況についても語った。 「難しいのは理解している。クルトワは世界最高のGKの一人だからね。でも、だからこそ僕はより良い選手になれるし、より強いメンタリティーを手にすることができるんだ」 「僕はすべての試合に出場したいし、ナンバー・ワンになりたい。ただ、それはあらゆる選手が望んでいることだ。だからこそ僕は良い形で練習に励み、競い合い、チャンスを生かし切らなければいけない。いつも言っていることだけど、努力は様々な形で報われるんだよ」 「僕は努力を続けていくだけ。謙虚に、レアル・マドリードにいられる日々やプロセスを楽しんでね。僕はこのクラブにいるという喜びを享受できる数少ない選手の一人だ。誰もがマドリードでプレーすることを望んでいるけど、そうできるのは世界に20~30人しかいないんだからね」