【都道府県対抗駅伝】神奈川県代表が結団式「県民の誇り胸に走り抜く」
全国都道府県対抗駅伝大会(女子43回=12日京都市、男子30回=19日広島県)に出場する神奈川代表の結団式が5日、藤沢市の県立スポーツセンターで行われた。4日から2日間の合宿を終えた男女23選手を代表して男子・橋本龍一(プレス工業)と、女子・森田香織(パナソニック)の両チーム主将が「神奈川県民の誇りを胸に全力で走り抜く」と宣言した。 【神奈川代表のメンバー表はこちら】 前回5位の女子は、全日本実業団対抗駅伝(クイーンズ駅伝)4位入賞に貢献した信桜空(パナソニック)や同7位の出水田真紀(第一生命グループ)ら社会人5選手がチームを引っ張る。 高校生は全国高校駅伝1区の勝呂遥香(白鵬女子高)が3年連続。昨年のU20(20歳未満)日本選手権1500メートル2位の田村遥香(法政二高)など5選手が入った。中学生は前回8区5位の村松帆乃美(上溝中)ら3選手が選ばれた。 前回23位の男子は中学・高校生を中心に実力者がそろった。社会人は今季マラソンに挑戦した橋本に加え、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)でSUBARUの5位入賞に貢献した六ツ川中出身・並木寧音と通算6度目の鎌倉学園高出身の児玉真輝(GMOインターネットグループ)はいずれも経験豊富だ。 高校生は1万メートルで神奈川歴代2位のタイムをマークした向田泰誠(三浦学苑高)や今季5000メートル神奈川日本人2位の金山隆斗(湘南工大付高)ら好調株がそろった。3000メートル日本中学記録保持者の稲垣翔馴(KERT)は区間新を狙う。 女子の安養寺俊隆監督(59)は「3年連続入賞を必須に昨年以上の結果を目標にしたい」、男子の田代洋平監督(38)は「7年ぶり2度目の(8位以内)入賞を」と期待を寄せた。(泉 光太郎、写真も)
神奈川新聞社