24歳でもう《リーグ・アン歴代得点ランク9位タイ》に 230試合で179ゴールも奪う圧巻の得点ペース
1試合平均0.77ゴールの脅威的ペース
今季もパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペは止まらない。3日に行われたリーグ・アン第14節のル・アーヴル戦で1ゴールを挙げたムバッペは、これでリーグ・アン通算得点数が179点に達した。これはリーグ・アン歴代TOP10に入る数字なのだ。 リーグ・アン通算179ゴールはグンナー・アンデション氏、カルロス・ビアンキ氏と並ぶ9位タイの数字となっており、ムバッペはまだ24歳というのだから恐ろしい。リーグ・アンでの通算成績は230試合で179ゴール69アシストだ。 ムバッペより上にいるのは、フルーリー・ディ・ナロ氏(187)、ジョゼフ・ウイラキ氏(190)、ロジェ・ピアントニ氏(203)、タデ・シソフスキ氏(206)、ロジェ・クルトワ氏(210)、エルヴェ・レヴェリ氏(216)、ベルナール・ラコンブ氏(255)、デリオ・オニス氏(299)の8人で、ムバッペならば今季で単独7位あたりには入れるかもしれない。 ムバッペは今季終了後の去就が不透明となっており、リーグ・アンでこのままプレイする可能性は高くない。リーグ・アン最多得点記録を塗り替えるシナリオは現実的ではないが、ここまでのペースを考えればリーグ・アンの歴史に残るゴールゲッターであることは間違いない。 ムバッペはここまで1試合平均0.77ゴールのペースを記録しているが、歴代得点ランクTOP10の中でこれを上回るのは同じ179ゴールを挙げているビアンキ氏のみ。同氏は220試合で179ゴールを奪っており、ムバッペを僅かに上回る。 ムバッペは今季もリーグ得点ランク首位を独走しており、2位に8ゴール差をつける15ゴールと勢いが止まらない。得点王のタイトルは射程圏内にあり、今のリーグ・アンにムバッペを止められるDFは存在しない。
構成/ザ・ワールド編集部