（上段左から）生瀬勝久、高島礼子、藤間爽子（中段左から）小澤征悦、勝村政信、小野武彦（下段左から）木村了、内藤秀一郎、駒木根葵汰 ©︎テレビ朝日

　2025年1月4日21時よりテレビ朝日系で放送される松平健主演ドラマ『新・暴れん坊将軍』の追加キャストとして、小澤征悦、藤間爽子、木村了、駒木根葵汰、内藤秀一郎、勝村政信、小野武彦、高島礼子、生瀬勝久の出演が発表された。 【写真】松平健と息子役・西畑大吾 　『暴れん坊将軍』は、“名君”と誉れ高い八代将軍・徳川吉宗が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ時代劇シリーズ。 　新たによみがえる『新・暴れん坊将軍』は、吉宗の治世となってから二十有余年を経た江戸の町が舞台。オリジナルシリーズでは若き将軍だった吉宗もいよいよ、世継ぎ問題に直面することに。というのも、嫡男の家重（西畑大吾）は病のため右腕と顔に麻痺があり、廃嫡を望む声も少なくなかったのだ。そんなある日、新之助として町に出た吉宗はある騒動に遭遇し、洋剣“レイピア”を華麗に操る男と出会う。商家の三男坊“徳長福太郎”を名乗る彼こそ、ほかならぬ息子・家重だった。 　監督を務めるのは、『クローズZERO』（2007年）、『ミッドナイト』（2024年）などの三池崇史。脚本は、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、大河ドラマ『青天を衝け』などを手がけてきた大森美香が担当する。 　旗本・本間要治郎を演じるのは小澤。父の不正を暴かれ閑職に追いやられたことから吉宗を逆恨みしている要治郎は、恐ろしい野望のために暗躍する。 　そして、日本舞踊・紫派藤間流の家元も務める藤間が、今作のヒロイン・おきぬ役に決定。決められた縁談に反発して家出したおきぬは、役者・蘭丸にだまされて身売りされそうになったところを福太郎に救われる。彼の正体が将軍の嫡男・家重とは思いもせず、おきぬは福太郎に淡い恋心を抱いていた。祖母の初代・藤間紫、母の島村佳江も『暴れん坊将軍』にゲスト出演したことがある藤間は、3代続いての『暴れん坊将軍』出演となる。 　家重に仕える忠実な小姓・大岡忠光を演じるのは木村。『機界戦隊ゼンカイジャー』（テレビ朝日系）、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』（テレビ朝日系）の駒木根が、吉宗の次男で家重の弟・宗武に扮する。宗武は文武両道で、“若き日の吉宗に瓜二つ”と評判の人物だ。 　『仮面ライダーセイバー』（テレビ朝日系）の主演で知られる内藤は、美男役者・蘭丸役で出演。美貌を武器に、おきぬをはじめとする若い女性をたぶらかす蘭丸を演じる。 　吉宗の信頼厚い江戸南町奉行・大岡忠相を演じるのは勝村。小言三昧の“爺”こと、御側御用取次役・加納五郎左衛門役は、小野が担う。 　さらに、1988年、『暴れん坊将軍III』の御庭番・梢役で女優デビューをはたした高島は、町火消し“め組”の棟梁・辰五郎の妻・おさい役としてシリーズに帰還。そして、北島三郎、堺正章らが務めてきた、“め組”の頭・辰五郎を生瀬が引き継ぐ。