能登の特産「ころ柿」づくり最盛期、出荷は例年の4割ほど…志賀町
石川県志賀町で特産の干し柿「ころ柿」づくりがピークを迎えている。生産者の山瑞良嗣さん(76)宅では能登半島地震で加工用の納屋が半壊したが、修復してシーズンに間に合わせた。 【動画】特産の「ころ柿」作りピーク…石川・志賀町
干し柿に適した品種「最勝」の皮をむき、さおにかけて約3週間、自然乾燥させた後、1個ずつ手もみをして甘みが出るように仕上げていく。作業場には約1万個の柿がつるされる。山瑞さんは「順調な年ではなかったが、品質は間違いない。透明感のあるあめ色と、やわらかい食感を味わってほしい」と話した。
JA志賀によると、出荷は11月下旬。今年は地震や高温の影響で、例年の4割ほどの40万個弱を見込む。