クインシー・ジョーンズさん死去、「ウィ・アー・ザ・ワールド」など多彩な活躍
米音楽界の巨匠、クインシー・ジョーンズさんが11月3日死去した。91歳だった。ジョーンズさんはトランペット奏者、編曲家、作曲家、プロデューサーとマルチな活躍でグラミー賞を28回受賞。1985年にはアフリカの飢餓を救うためのチャリティー活動を主導。著名スターが参加した曲「ウィ・アー・ザ・ワールド」は世界的にヒットした。 伝説の米音楽プロデューサー、クインシー・ジョーンズさんが91歳で死去した。 マイケル・ジャクソンとのコラボで、ポップミュージックを再構築。フランク・シナトラとの共演でも有名だ。 音楽キャリアは65年以上にわたり、トランペット奏者、作曲家、プロデューサーとマルチな活躍をし、グラミー賞を27回受賞した。 マイケルとのコラボでは、「スリラー」(1982年)などのアルバムを制作。「スリラー」は7000万枚売れ、収録曲9曲のうち6曲がシングルチャートでトップ10入りした。 ジョーンズはツアージャズ音楽家としてキャリアを開始。マーキュリーレコードで初の黒人幹部の1人となった。 1985年にはアフリカの飢餓を救うためのチャリティー活動を主導。著名スターが参加した「ウィ・アー・ザ・ワールド」は世界的にヒットした。 ジョーンズさんの作品は音楽のジャンルを超え、アレサ・フランクリンからエイミー・ワインハウスまでプロデュースした。 交友関係は幅広く、U2のボーカル、ボノはジョーンズさんを「今まで会った中で最もクールな人」と呼んだ。