巧みな足技に拍手 京都・下鴨神社で新春恒例の「蹴鞠初め」
新春恒例の「蹴鞠(けまり)初め」が4日、世界遺産の下鴨神社(京都市左京区)であった。色鮮やかな装束をまとった蹴鞠(しゅうきく)保存会の会員が、右足だけで鹿革製の白い鞠を優雅に蹴りあった。 【写真】下鴨神社のまり庭にまり装束で並んだ蹴鞠(しゅうきく)保存会の人たち=2025年1月4日午後1時57分、京都市左京区、新井義顕撮影 保存会の会員が烏帽子(えぼし)をかぶり、色とりどりの水干(すいかん)や袴(はかま)を身につけて、青竹を四隅に立てた鞠庭に登場。8人が輪になり「アリ」「ヤア」「オウ」と声をかけ、巧みな足技を披露すると、参拝客らから拍手が送られた。(八百板一平)
朝日新聞社