「よいしょ!」元気に餅つき 金沢・近江町市場
金沢市の近江町いちば館広場で6日、新春恒例の餅つきが行われ、来場者が新年の飛躍や能登の復興を願ってきねを振るった。 近江町市場商店街振興組合が例年実施し、昨年は能登半島地震の影響で中止となった。今年はもち米6キロを用意し、子どもらは「よいしょ」の掛け声に合わせて元気よく餅をついた。餅はきな粉をまぶして配られた。東京から訪れた西山怜那ちゃん(6)は「きねが重かったけど楽しかった」と笑顔でつきたてを味わった。 同組合の石山博之事務長(63)は「今年は平穏であることを祈って1年頑張りたい」と話した。7日は午前10時半から同所で加賀野菜を使った七草がゆ約200食を振る舞う。