国際コンクール最優秀の金賞 富山・富山東の高校生合唱団が県内初
●ハンガリー開催 富山高コーラス部と富山東高合唱部による合同合唱団がハンガリー・デブレツェン市で1~4日に行われた第29回ベーラ・バルトーク国際合唱コンクールの青少年部門で最優秀の金賞に輝いた。同コンクールへの県内団体の派遣は8回目で、金賞は初めてとなる。 合同合唱団は富山高と富山東高の1、2年生15人で結成し、「アヴェ・マリア2」など4曲を披露した。青少年部門は21歳以下が対象で、ギリシャの合唱団も参加した。 指揮者を務めた富山高コーラス部顧問の小坪裕子教諭と富山東高合唱部顧問の平井智美教諭が特別賞を獲得した。 同コンクールは1961(昭和36)年に設立され、2年に1度開催している。県芸術文化協会の芸術文化指導者招へい事業で、ハンガリーのコダーイ合唱団で指揮者を務めるキシュ・チャバさんが合同合唱団を指導し、コンクールへの参加を勧めた。 県芸術文化協会の直泰弘事務局長は「練習の成果が良い結果につながりうれしく思う」と話した。