同僚が会社のお金をパクり、クビになったという事実に驚くペン助

学生時代に漫画を読み始めたことがきっかけで、ユニークな漫画を描いているザバック(@theback_blog)さん。過去にX(旧Twitter)やブログにて公開された「100日後にやめる契約駅員さん」は、実際に駅員を経験した原作者が描くユーモア&コミカルな作品だ。今回は泊まり勤務や正社員試験の裏話などについて、ザバックさんにインタビューした。 【漫画】本編を読む ――「100日後にやめる契約駅員さん」のなかでも、ザバックさんにとって印象的な回はどの回でしょうか？ 印象に残ったのは85日目です。ペン助の正社員試験の合格発表の漫画なんですが、読者さんがめちゃくちゃ喜んでくれて…。でも、結果的にはペン助を正社員にさせない方向で考えてたので、心が痛みました(笑)。 ――過去に駅員として働いていて、どんなことに辛いと感じることが多かったですか？ 体力的なところですね。僕が働いてた鉄道会社では、1カ月に13、14回ぐらい泊まり勤務がありました。睡眠時間も短いうえに48時間拘束があった日には、目が死んでました(笑)。泊まり勤務が身体に合わず、辞めていく人も少なくなかったですね。 ――漫画で描かれているように、実際に正社員試験の合格が取り消されることはあるのでしょうか？ 「正社員試験の結果が変わった」と噂話で聞いたことがありますが、あくまでもこの漫画はフィクションです。でも…契約社員がお金を盗んでクビになったのは、目の当たりにしましたけどね(笑)。 ――最後に、読者にメッセージをお願いします。 ここまで読んでくださりありがとうございます。駅員の読者さんにはたくさんの共感をいただきました。いつも理不尽な中、お疲れ様です。駅員じゃない方も読んでくださり感謝します。駅員はこの漫画以上に大変な毎日送っています。なにせこの漫画はフィクションですからね(笑)。またブログやXで漫画を更新するので、フォローもよろしくお願いします。 電車の運転手や駅員に憧れる人はいると思うが、実際は体力的はもちろん精神的にも大変なようだ。ブログではほかの作品も数多く公開されているので、気になればぜひ読んでみて！ 取材協力：ザバック(@theback_blog)