これが世界の走り！2区・田中希実が19人抜きで兵庫トップへ 区間記録届かず「祐梨子さんは偉大」山本有真が2位、ドルーリー5位／都道府県女子駅伝
◇皇后盃第42回全国都道府県対抗女子駅伝（1月14日／京都・西京極陸上競技場発着9区間：42.195km） 都道府県女子駅伝総合成績＆区間賞をチェック！ 第42回都道府県対抗女子駅伝が行われ、2区（4km）で兵庫の田中希実（New Balance）が快走した。 1500m・5000mの日本記録保持者の田中。トップと59秒差の20位でタスキを受けると、1人、また1人と前を行くランナーをかわしていき、2.6km地点であっという間にトップに立った。 ただ、目標としていた大先輩の小林祐梨子が持つ区間記録12分07秒にあと4秒届かず12分11秒。「今の全力を出し切っても届かなかった。やっぱり祐梨子さんは偉大だなと改めて感じました」と話した。 それでも、「1区の子もすごく頑張ってくれたので絶対にトップに立ちたいという気持ちでした」と納得の表情。中学時代（2015年）以来の区間賞に「弾みになりました」と、パリ五輪イヤーの幸先良いスタートを切った。 区間2位にブダペスト世界選手権5000m代表の山本有真（愛知・積水化学）が12分35秒で続き12人抜き。埼玉の小暮真緒（順大）が12分41秒で区間3位。岡山のドルーリー朱瑛里（津山高）は12分47秒で8人抜きを披露した。
月陸編集部
