木戸大聖と岡田将生、広瀬すず主演「ゆきてかへらぬ」に参加 中原中也と小林秀雄演じる
木戸大聖と岡田将生が、広瀬すずの主演映画「ゆきてかへらぬ」に参加する。YouTubeでは特報が公開された。 【動画】広瀬すず・木戸大聖・岡田将生で壮絶な愛の物語を描く「ゆきてかへらぬ」特報 大正時代を舞台にした本作は、実在の女優・長谷川泰子、詩人・中原中也、評論家・小林秀雄による壮絶な愛と青春を描いた物語。20歳の泰子と17歳の中也は互いに惹かれ、一緒に暮らし始める。その後京都から東京に引っ越した2人のもとを中也の友人だった小林が訪ねたことで、3人の運命は動き出す。広瀬は2人の男に愛される泰子役で出演。根岸吉太郎が「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」以来16年ぶりに監督を務めた。脚本は「ツィゴイネルワイゼン」「セーラー服と機関銃」の田中陽造が40年以上前に書いたもので、根岸と田中は「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」に続くタッグとなった。 中也役で起用された木戸は「監督は3人の関係性を『自己中のぶつかり合い』と仰っていましたが、すずちゃんと将生さんとの芝居の日々は、毎日が刺激的で楽しかったです」と振り返り、小林役の岡田は「約40年前に書かれたこの脚本に、一目惚れしました。そして今しかないという奇跡的なタイミングで、小林秀雄を演じる機会をもらうことができました。もう5年10年早かったら、演じられなかった役だと思いますし、なにより憧れの根岸監督と、ようやくお仕事することができて、心が踊りました」と述べている。 特報映像には泰子ら3人がボートに乗っているシーン、泰子と小林のキス、中也が小林の顔に水を掛ける場面が収められた。泰子の「私たち、神経と神経でつながろうとしましたの」というセリフも聞くことができる。また、このたび本作の公開日2025年2月21日に決定した。 「ゆきてかへらぬ」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。 ■ 木戸大聖 コメント 詩人・中原中也という大役をいただき、根岸監督の演出を受けることができたのは、本当に貴重な経験で、今後の俳優人生に活かせることを沢山教わりました。監督は3人の関係性を「自己中のぶつかり合い」と仰っていましたが、すずちゃんと将生さんとの芝居の日々は、毎日が刺激的で楽しかったです。おふたりのことは、ずっと映画やドラマで観てきたので、最初は緊張しましたが、最終的には中也として2人にぶつかって行くことができたのかなと思います。ぜひ注目してください。 ■ 岡田将生 コメント 約40年前に書かれたこの脚本に、一目惚れしました。そして今しかないという奇跡的なタイミングで、小林秀雄を演じる機会をもらうことができました。もう5年10年早かったら、演じられなかった役だと思いますし、なにより憧れの根岸監督と、ようやくお仕事することができて、心が踊りました。 広瀬さんの泰子はミステリアスで魅力的で、木戸くんは本当に中原中也がそこにいるようでした。そんなふたりを見ていると、次第に小林自身の感情と重なっていきました。本当に素晴らしい作品です。どうぞ楽しみにしていてください。 (c)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会