甫木元空の新作は「エクスネ・ケディの幽体離脱」、川添彩は川崎真由子の楽曲もとに制作
「CINEMA BANDWAGON vol. 1」より、甫木元空が監督を務めた「エクスネ・ケディの幽体離脱」と川添彩の監督作「ない、あるいはひかりのような」の情報が到着した。 【動画】【予告編】CINEMA BANDWAGON vol. 1(他13件) 「CINEMA BANDWAGON vol. 1」は広田智大、甫木元、川添の監督作をレイトショー上映する特集。多摩美術大学映像演劇学科から生まれた2015年の上映会「たまふぃるむナイト」で、映画監督の青山真治は「映画は終わった。でももっと映画を!」と発言する。その言葉に導かれるように当時のメンバーが再集結し、本特集を企画した。ジャンルや上映尺などの枠組みや固定概念から解放され、新たな映画や作家を発見できる上映会として開催される。 甫木元の新作は、ミュージシャン・井手健介との共同監督による「エクスネ・ケディの幽体離脱」。1970年代に世界中の人々を魅了したものの、ある日不意に姿を消した幻のアーティスト、エクスネ・ケディの楽曲から着想を得た物語だ。川添が本特集のために制作した「ない、あるいはひかりのような」は、現代詩との交流を通した創作活動を展開する作曲家・川崎真由子が手がける同名楽曲をもとにしている。 また「CINEMA BANDWAGON vol. 1」の開催初日である12月14日には「エクスネ・ケディの幽体離脱」「ない、あるいはひかりのような」の上映にあわせて、甫木元による弾き語りミニライブと甫木元・川添によるトークイベントが実施される。15日は「朝の火」の初上映を記念して、監督の広田智大とキャストの山本圭将、福本剛士、須森隆文が登壇。そのほかのイベント情報や各日の上映時間は本特集の公式SNS、Webサイトで随時発表される。 「CINEMA BANDWAGON vol. 1」は、12月14日より東京のシアター・イメージフォーラムにて2週間限定でレイトショー上映。YouTubeでは予告編が公開された。 ■ CINEMA BANDWAGON vol. 1 2024年12月14日(土)~27日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム □ 上映作品 広田智大 監督作 ・朝の火 甫木元空 監督作 ・エクスネ・ケディの幽体離脱 ・はだかのゆめ ・はるねこ ・終わりのない歌 川添彩 監督作 ・ない、あるいはひかりのような ・とおぼえ ・とてつもなく大きな ・姉と弟 こどもと大人(とそうでないひと) 青山真治 監督作 ・FUGAKU1/犬小屋のゾンビ ・FUGAKU2/かもめ The Shots ・FuGAK3/さらば愛しのeien