来月クローズ 秋元札幌市長もデートで使った「回転レストラン」…人気の味がレトルト食品になって登場
HTB北海道ニュース
来月閉館する札幌のセンチュリーロイヤルホテルのレストランで長年親しまれてきた人気の味が、レトルト食品になって登場です。 みりんと醤油の風味で仕上げた和風スパゲッティに、道産じゃがいもとたまねぎを使ったヴィシソワーズ。 札幌駅西側にあるセンチュリーロイヤルホテルの最上階の回転レストラン「ロンド」で長年親しまれてきた料理です。 来月末のホテル閉館後も人気の味を自宅で楽しめるようにとレトルト食品として商品化されました。 ホテルの特設売り場には、17日午前10時の販売開始とともに多くの常連客の姿が… ■常連客: 「なくなるのさみしい…ありがとうございます。ホテルができた当時からずっと食べさせてもらっていたので、普通にない和風パスタですからなおさらです。普通のパスタ店とは違う味ですから。」 ■センチュリーロイヤルホテル総調理長・金子厚さん: 「ちょっと泣きそうな気分になりました。もうちょっとで泣いちゃうかなと思いましたけれどありがたい言葉をずっといただいたのでうれしく思っています。」 楽しみなのは味だけではありません。 ■喜多和也記者: 「ヴィシソワーズの箱にスパゲッティーのソースの容器を載せると…あれ、見たことありませんか!」 そう、2つを合体させると出来上がるのは、センチュリーロイヤルホテルの外観です。 ■秋元札幌市長: 「パッケージとかもね。やはりセンチュリーロイヤルの場合は上で回転されてそこで食事というのは私も若いころ少し記憶がある。結構デートで使っていた。」 かつてロンドを訪れたことがあるという札幌市の秋元市長にも、名物メニューのレトルト化を早速報告しました。 ■秋元札幌市長: 「北海道を代表する食ということでこういう形で後世に残る品物になることを大変うれしく思います。」 ホテルの特設売り場ではそれぞれ限定96個が売り出され即日で完売しました。 ホテルのほかに、ドラッグストア「サツドラ」の一部店舗でも17日から数量限定で販売されています。 あの味を自宅で気軽に、思い出話とともにいかがですか。
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