土砂災害、孤立集落に対応 大地震に備え砺波で防災訓練
砺波市総合防災訓練は29日、庄東4地区を主なエリアとして7会場で行われ、住民ら約1300人が避難所の設営や土砂災害対応、孤立集落の避難などに取り組んだ。 砺波平野断層帯東部を震源とする震度6強の地震が発生した想定で行われた。 B&G海洋センターでは小中学生が段ボール製のベッドを組み立て、避難所内での着替えや授乳に使われるテント「プライベートルーム」を作った。 土砂災害対応訓練は芹谷の国道359号沿いで行われた。市建設業協会と消防署が連携し、重機によるアクセス道路確保や倒木の切断に当たった。集落の孤立を想定し、夢の平コスモス荘の駐車場などでSOSの救助サインを作った。 栴檀野体育館、般若中、栴檀山農村集落センターにも住民が集まり、炊き出しなどに取り組んだ。市議会は市議の安否確認訓練を行った。 市消防秋季訓練が福岡で行われた。