タイトリストとリョーマがランクイン! 依然強いのは「G430とゼクシオ13」 2024年10月売れ筋フェアウェイウッドベスト5
第3位 タイトリスト GT2 フェアウェイメタル(アクシネットジャパン)
進化した鍛造フェースと独自のクラウン構造・素材を採用することで深重心をキープしながら低重心化を進めることに成功。高打ち出しをかなえ、初速性能と弾道安定性を高める許容性をさらに向上させたモデルです。美しいフォルムと打感・打球音も魅力になっています。2024年8月23日発売。メーカー希望小売価格:6万6000円(税込み)。ラインアップ=13.5度、15度、16.5度、18度、21度
ドライバーの評価が高いことで試打をして購入に結びつく
ドライバーの評価が高いことから、フェアウェイにも興味を持たれて、試打すると「今回のモデルは球も上がりやすいし、やさしさを感じられる」と、セットで購入するケースが目立ちました。 3Wと5Wに相当する、15度と18度の組み合わせで購入していく人が多いですね。5W、7Wの組み合わせがメインとなりつつある他社とは違うと感じました。(有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿佑基店長)
第4位 インプレス ドライブスターフェアウェイウッド(ヤマハ)
高い強度と粘り強さを持ち、より精密な設計が可能な高強度素材「X37」を採用。カーボンクラウンとの組み合わせにより、圧倒的な飛距離を高弾道で実現します。実際にボールが当たるフェース下部を薄肉化。打点部分の反発性能が向上し高初速を実現したFWです。メーカー希望小売価格:6万500円(税込み)。#3(15度)、#5(17度)、#7(19度)
第5位 MAXIMA F(リョーマゴルフ)
7年ぶりのニューモデル。あらゆる打点で高初速ボールをかなえ、ミスヒット時でもしっかりと飛距離を出せます。極薄チタンボディーで余剰重量を確保し、最適に配分。「圧倒的な飛距離」と「曲がり幅半分のやさしさ」を両立したフェアウェイウッドです。2024年4月17日発売。メーカー希望小売価格:7万5900円(税込み)~。F2(13度)、F3(15度)、F5(18度)、F7(21度)
「チタンフェースのフェアウェイウッドを試して欲しい」(高鹿店長)
久しぶりのフェアウェイウッドのランキングでしたが「G430MAX」「ゼクシオ13」は強いですね。ずっとランキング上位にいる印象です。 3位に初めてタイトリストのフェアウェイウッドがランクインしました。「GT2ドライバー」の人気がそのままフェアウェイウッドにも反映された印象です。今後の順位の変動にも注目したいですね。 今回はフェアウェイウッドのヘッド素材についてお話しようと思います。最近のフェアウェイウッドのフェース素材は、ステンレスやマレージング鋼などを使用しているモデルが多く、チタンフェースを採用しているものは少なくなっていると感じます。 軽量で高強度のチタンは設計の自由度も高くなり、フェースを大きく作れるなどのメリットがあり、僕個人としては打球音や打感が優れていると感じています。 ただし、コストがかかり値段が高くなってしまうため、複数本購入することが多いフェアウェイウッドで採用できないというメーカーさんも少なくないのです。 最近のモデルでは5位にランクインした「リョーマ MAXIMA F」がチタンヘッドですし、別素材との複合構造ながら、テーラーメイドゴルフの「Qi10 TOUR」、ヤマハの「RMX VD FW」がフェースにチタン素材を用いています。 フェアウェイウッドは2打目以降に飛距離が欲しいアイテム。心地よい弾き感と爽快な打球音とともに、大きな飛距離をかなえてくれるチタンフェースのフェアウェイウッドは、僕個人としてはオススメしたいアイテムなので、ぜひ1度打ち比べてみて欲しいと思っています。 ※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。 取材協力:有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店
下山江美