家族を持つことにいいイメージがないが結婚したい!【40代、婚活お悩み相談】
さて、家族を持つことにそもそもいいイメージが持てないが結婚をしたいとのご相談です。年齢的に孤独感が強くなってきた、温かい家族へのあこがれもあると書いている。 最初にお伝えしたいのは、結婚は魔法の杖ではないということ。結婚さえできれば孤独感はなくなってハッピー一直線だし家族ってまじであったかいの!ということにはならないぜ、ってこと。 あくまでも自分自身がどのような人生を送りたいのか、そのために必要なものは何かを考えた結果としてパートナーが必要だとなればどのようなパートナー像が私に必要なのだろうかと相手を探すのだ。 条件がいい人と結婚できれば私の人生ウルトラCで着地成功!とういわけにはいかないのだよ。 そのあたりを今一度ご自身の点検を兼ねて考えてみてほしい。 幼少期の家庭環境が及ぼす影響は大きいのはケビ子もよくわかる。つい先日も母親に向かって「弟をえこひいきして!母さんひどいや!」と言ってしまったケビ子なので、子供当時の気持ちを忘れられないまま今を生きてあのころを生きている、という消化不良な気持ちになることは理解ができる。 加えてひさしぶりに会う友人に家族の愚痴を聞かされるくらいならひとりファミレスでパフェでも食べたほうがよほどメンタルヘルスに好影響だろう。 友人は婚活中のご相談者に会うので、貴女が望む状況にお先しちゃってごめんねの代わりにちょっと愚痴って「あ、既婚者も幸せ100%ではないのか、安心した」と思ってもらおうという優しさの場合がある。 いずれにせよ、愚痴を言えるうちは円満だろう。 長々と書いてきたがご相談者のこれまでと現在の環境から得る情報では家族を持つことに対していいイメージを持つことが難しかった、ということなのだ。 では、イメージを広げて自分の理想を描くために何をするか。
幸せそうな家族や夫婦もたくさんいるんだということを知っていこう。 SNSや週末のイオンのフードコートに行けばそれなりに幸せそうなユニットがたくさん見られる。自分がなんとなく目指したいな、と思える著名人夫婦をウォッチするのもイメージトレーニングに有効だ。 ケビ子はアラフォー有名人の結婚や出産の記事を積極的に探して読み、ブックマークして繰り返し読みアラフォー婚で幸せをつかんだ諸先輩方を追うと決めて最後の婚活に挑んだ。 人は見たものになれる。 『リトル・マーメイド』のアリエルを黒人俳優が演じるとわかった時の黒人少女の目の輝きをニュースで見た。「私みたいなプリンセス!」と泣いて喜んでいた。 これと同じ。アラフォー婚活成功者の姿を積極的に見て「次は私よ!」と決める。 婚活がうまくいかないのはもしかしたら何か決断をする時にバイアスがかかってしまい、自分でストップをかけてしまっている可能性もある。うまくいかないかもしれない、と。 結婚さえすればハッピー一直線とは言い切れないし、だめかと思ったことがうまくいくこともある。自分ひとりではできないことにチャレンジするのはよくも悪くもペースが乱されて思いどおりに進まない。しかし思いがけない道が拓けることもあり視野が広がることもある。 今できることは家族と楽しそうに過ごす自分をイメージすること。 なんだ、そんなこと?と思うかもしれないが頭の中をこのイメージで満たして婚活を再開してみてはどうだろうか。