横浜FM、慶大2年の19歳FW塩貝健人がJ1初ゴール! 初先発でビッグチャンス連発
◆明治安田J1リーグ▽第8節 横浜FM―湘南(13日・日産スタジアム) 横浜FMのFW塩貝健人(19、慶大2年)がホーム・湘南戦でJ1初ゴールを決めた。 10日のG大阪戦で後半途中出場してJ1デビューし、この日は3トップの中央で初先発。前半21分、ペナルティーエリア右のライン際からFW水沼宏太のクロスをゴール前で右足で合わせて先制ゴール。J1での2戦目で自身第1号を決めた。 その後も多くのチャンスを連発した。同30分にはMF植中朝日の右クロスを受け、鋭い切り返しから左足シュートもGK正面。1分後には水沼のパスから右足で狙ったが、GKにセーブされた。1―1の同43分にはドリブル突破して一度倒れながらも起き上がり、闘志あふれるプレーで沸かせた。 横浜FCジュニアユース、国学院久我山出身の塩貝は今季開幕前、2027年から横浜FM加入が内定。そのまま特別指定選手としてトップチームに登録された。「学生であるという立場に甘えずに、一刻でも早くJ1リーグ得点王を取れるように精進していきたい」。その言葉通り、プロでの確かな第一歩を刻んだ。
報知新聞社