自民党総裁選挙、焦点は「麻生派の動向」…河野氏再出馬意向に懸念と期待感が交錯
首相と麻生氏の会食は2週連続で、党内では「再選は危うくなっているという首相の強い危機感の表れだ」との見方が広がった。
菅氏「若手候補の論戦期待」 月刊誌に
自民党の菅前首相は26日発売の月刊誌「Hanada」のインタビューで秋の党総裁選に関し、「自民党には若い優秀な議員が少なからずいる。しっかり政策を戦わせ、議論していく」と述べ、若手らの活発な論戦へ期待感を示した。
次期衆院選については、「政権交代もあり得ると考え、臨まなくてはならない」と指摘した。派閥の政治資金規正法違反事件を巡る岸田首相の対応にも触れ、「首相も各派閥と同じような処分を自身に科し、責任を取るべきだった」と批判した。菅氏は23日のオンライン番組でも、総裁選での首相交代が望ましいとの認識を表明した。