蜂須賀家墓石倒れる、徳島 文化財保護法違反で捜査
徳島市は21日、国指定史跡の徳島藩主蜂須賀家墓所の墓石が倒れているのが見つかったと発表した。二つの墓石が同じ方向に倒れており、徳島中央署は何者かが倒した可能性もあるとみて、文化財保護法違反容疑を視野に調べる。 市によると、倒れていたのは蜂須賀家の家祖、蜂須賀正勝と夫人の墓石で、割れているのも確認された。署によると、墓石は1人では動かせない重さ。14日に匿名の連絡が市にあり、発覚した。 二つの墓石は2001年にも盗難や倒壊の被害に遭い、修理されていた。管理者の市が被害届を出す方針。