映画『ラストマイル』監督塚原あゆ子さんらに聞く悩み相談「プライベートと仕事のバランスは?」|CLASSY.
ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」など、絶妙なチームワークで話題作を生み出してきた3人。 30代の頃に考えていたことから、お仕事で輝き続ける秘訣やCLASSY.世代のお悩み相談、3人が再び手を組んだ最新映画『ラストマイル』の魅力まで、たっぷりとお聞きしました。
【Q&A】CLASSY.世代の仕事の悩み、モヤモヤを3人にぶつけてみたら…
自分の仕事を愛し、第一線で輝き続けている3人。読者の悩みにも、真摯に向き合って答えてくれました! 【右】脚本家・野木亜紀子さん 脚本家。映画の脚色作品に『罪の声』『アイアムアヒーロー』『犬王』、ドラマのオリジナル作品に「アンナチュラル」「コタキ兄弟と四苦八苦」「MIU 404」「フェンス」など。「獣になれない私たち」で第37回向田邦子賞を受賞。 【中央】監督・塚原あゆ子さん ドラマ演出家・映画監督。映像制作会社TBSスパークルで話題作のドラマ演出を多く手がけ、ギャラクシー賞をはじめ受賞多数。近年の代表作は「最愛」「下剋上球児」など。「わたしの幸せな結婚」など映画監督としても活躍。 【左】プロデューサー・新井順子さん ドラマ・映画プロデューサー。TBSスパークルで数々の賞を受賞した「最愛」をはじめ、塚原監督とも多くのヒット作を制作。近年の主なプロデュース作品に「MIU404」「着飾る恋には理由があって」「下剋上球児」など。
Q.仕事を頑張るとプライベートの時間が犠牲になり、プライベートを取ると、仕事が気になります。みなさんは、仕事とプライベートのバランスをどうやってとってきたか、教えてください。兵藤彩子さん(31歳・ピアニスト)
塚原:私はプライベートと仕事の線引きをあまりしていません。友達と会って話したことが企画になったりもするし、犬の散歩をしながら、将来ペット事業をしたら楽しそうと考えたりすることも。今の仕事とは違っても、プライベートが将来の仕事に関係ないとは限りません。みなさんプライベートって、好きなことをしていますよね?それが将来、何かの役に立つかもしれません。好きなイヤリングを作ることが仕事になるかもしれないし、一生今の仕事を続けるかもわからない。線引きはふわっとしておいてもいいのかなと思います。 野木:そう言われると、私にとってプライベートってないのかも?という感覚ですね。その中でも、友達と会う時間は作れていて、結局は映画の話をしていたりします。プライベートが犠牲になっていると思うくらいなら、一度プライベートを思い切り楽しんでみてもいいのかもしれません。 \結論/ 仕事とプライベートの境界は曖昧にしてもいい。モヤモヤするなら思い切り遊んで気分転換を