【冬でも滑らんスニーカー】ダナー「グレイシア」の超絶グリップ力がすごかった!/編集長 奥家の『コレ買いです』Vol.31
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、ダナーから登場した新作ウィンタースニーカー「グレイシア」をチェックします! 【画像】ブーツの王者であるダナーの優秀ウィンタースニーカーを詳しく、写真を見る(全12枚)
ブーツの王者であるダナーの魅力
ダナー「グレイシア」¥20,900(税込) ブーツと言えば、ダナー。ファッションに目覚めた高校生のときから憧れのブランドで、大学生になって「ダナーライト」をはじめて手に入れたときのよろこびは、今でも忘れられません。無骨で力強いつくりはアメリカらしさ満点ですし、機能的にも最先端なんですよね。 “1959年、アメリカで初めてビブラムソールを用いたシューズを開発し、ダナーのマウンテントレールが一番登りやすいブーツとバックパッカー雑誌に取り上げられ、ダナーは ハイキング業界でプレミアなブランドとなりました。1979年には、靴企業では初めて"ゴアテックス"を使用したシューズを展開し、「ダナー」ブランドは確固たる地位に。”(公式webサイトより) とあるように、“初モノ”尽くし。私がビブラムソールを知ったのもダナーがきっかけでした。 あれから数十年が経ち、ファッションシーンはずいぶんと変化してきました。一時は落ち着いていたブーツ人気も最近は再燃の傾向にあり、ダナーのモデルにも注目が集まっています。 今回紹介する「グレイシア」は、氷河の名を冠するウィンタースニーカー。やはりこちらも、ダナーらしさにあふれた新作でした。
最新ビブラムソールのグリップ力がものすごかった!
何事も試してみなければ本質はわかりません。ということで、さっそく試し履き。いつものように歩きだしてみたり、キュキュッと床を擦ってみたところ……ものすごいグリップ力に驚きました! 今作最大の特徴といえるのが、ソールにビブラム社の最新テクノロジーである「アークティックグリップ オールトレイン」を採用したこと。六角形をした複数のラバーパーツがそれで、低温環境に適したコンパウンドと表面の超微細な凹凸によって濡れた氷にもしっかりとフックしてくれます。触ってみると中目のサンドペーパーのような摩擦抵抗があり、「なるほど、こりゃ滑らんな」と納得できます。-20℃まで硬化せずに機能を損なわないということで、冬のアクティビティーにも活躍してくれます。 さらにそのラバーの周りには「ビブラム XS トレック エヴォ」が敷設され、耐久性とトラクションを向上。氷の上も雪の上も、どんな地形でも強力なグリップ力を発揮してくれます。 ソールが氷や雪に強いのですから、アッパーだって優秀です。独自の防水透湿メンブレンである「ダナー ドライ」を搭載していて、雨や雪の浸潤を防ぎ、不快なムレも抑制してくれます。 撥水性も高く、ご覧の通り。撥水性の高さは防汚性の高さでもあり、汚れが着いても落ちしやすくなっています。