アルフィーは41年ぶり、イルカは32年ぶり紅白復活 初出場の新浜レオンは「膝スラ」
NHKが19日に発表した第75回NHK紅白歌合戦の出場歌手41組は、来年の放送100年という歴史を意識してか、目新しさだけでなく復活組の〝懐かしさ〟も混在する顔ぶれとなった。 【リスト】第75回NHK紅白歌合戦の出場歌手一覧 復活出場者の注目は、昭和58年以来41年ぶり2回目の出場となる「THE ALFEE」(ジ・アルフィー)。桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦の3人組で、デビュー50周年の今年も精力的にライブ活動を行っている。NHKによると、41年ぶりの出場は過去最長のブランクという。またイルカの出場が平成4年以来、32年ぶり2回目。南こうせつが平成9年以来、27年ぶり6回目。 一方、旧ジャニーズ事務所勢が不在の中、令和4年までKing&Princeとして紅白に出場した平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が、今年元旦にデビューしたばかりのNumber_iとして初出場することも発表された。 この日、初出場者会見に出席した平野は「起きて車に乗ったらNHKにいた」と笑わせたが、所属事務所TOBEの滝沢秀明社長について「社長のサポートあっての活動」と感謝の言葉を述べ、「僕たち(の存在)がたくさんの方に届けばうれしい」と笑顔を見せた。 また近年、存在感を増しているK-POPアイドルは、TOMORROW×TOGETHER、ILLITの初出場が決定。さらにTWICEは5度目、LE SSERAFIMは3度目の出場が決まった。韓国の5人組男性グループTOMORROW×TOGETHERのTAEHYUNは、「いつか紅白のステージに立ちたいと思っていたので、本当に本当にうれしい」と日本語で喜びをあらわにしていた。 初出場者会見のトリを飾ったのは、演歌界のホープ、新浜レオン。キラキラヒラヒラの美麗衣装に身を包み終始、満面の笑顔で「がんばレオン!」を連発。膝立ちで床を滑る「膝スライディング」も披露して、初出場の喜びを爆発させた。