栃木県内の刑法犯1万件超える 前期比202件の増加
とちぎテレビ
ことし(2024年)に入ってから先月(10月)末までに栃木県内で確認された刑法犯の件数は、1万件を超えたことが県警察本部のまとめで分かりました。 県警察本部によりますと、ことしに入ってから10月末までに県内で確認された刑法犯の件数は1万70件でした。前の年の同じ時期と比べて202件、率にして2%増加しています。 このうち、特殊詐欺などの重点抑止犯罪は、合わせて4444件で、前の年の同じ時期と比べて399件、率にして9.9%増加しました。中でも、「金属の盗難」が1666件と477件増加し、「自転車の盗難」も1464件と212件増えました。 また、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺は50件で被害額は8億7千395万円と件数、被害額とも前の年の同じ時期と比べて1.5倍以上に増えています。 一方、特殊詐欺の件数は98件で、被害額は4億1千918万円に上っています。 このうちオレオレ詐欺が33件と最も多く、次いで架空料金請求詐欺が31件となっています。 こうした詐欺の被害が相次いでいることから警察は注意を呼びかけています。
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