藤浪晋太郎についてボラス氏が言及 「フォーカスはメジャーに残ること」 GM会議
【サンアントニオ(米テキサス州)6日(日本時間7日)】米大リーグの球団幹部や代理人が集まるゼネラルマネジャー(GM)会議の2日目が開催され、スコット・ボラス氏(72)がメディア対応し、藤浪晋太郎投手(30)ら日本の担当顧客について話した。 藤浪は現在、プエルトリコのウインターリーグに参加中。「フォーカス(目的)はメジャーに残ることだ。リリーフ投手のマーケットはFA動きでも後半になるだろうから、メジャー、マイナー契約など詳しいことはまだ今後判断していく」と説明した。 藤浪は今季、メッツと年俸335万ドル(約5億円)で1年のメジャー契約を結んだ。しかし、オープン戦で好結果を示せず、開幕前にマイナーに降格。その後は、右肩を痛めるなどメジャー昇格できないまま今季を終えていた。今季3Aでは29試合(32回⅓)に登板し、1勝2敗、防御率7・79の成績だった。 ボラス氏は「大リーグではリリーフ投手になるだろう」と救援投手としてメジャー契約が第一希望とした。日本球界復帰への可能性について「まずはプエルトリコで投げること、そして(故障のない)健康な状態であるかを確かめる。そして状況によっては日本から興味についても目を向けていくだろう」と話した。