2年続けて“観測史上最大”雨量記録 岩手・久慈市の下戸鎖地区では
日テレNEWS NNN
台風5号によって岩手県内で雨が最も多く降った久慈市下戸鎖地区では、13日も川の水量が多い状態が続いています。 【動画】https://news.ntv.co.jp/category/society/d471b95bbbdc4bff9e123f0c9cbb221c 岩手県内で雨が最も多く降った久慈市・下戸鎖地区です。 久慈市中心部から、長内川に沿っておよそ17キロ上流にあるこの地区に行ってみると、 13日も増水した川からは水煙が上がっていました。 この目の前で商店を営む男性は… 山松商店 山館陽一さん「今回はある程度の(長さの)時間で同じような量が降ってきたから、あそこの公民館に上がるぎりぎりまで(水が)来ていた。今は半分に下がった」 下戸鎖で、12日の午後4時50分までに観測した48時間雨量は、481.5ミリで観測史上最大。8月1か月間の2.6倍の雨が2日で降ったことになります。 郵便局にも、雨の多さを伺わせるものがありました。 山根郵便局 石宇靖局長「この裏は旧山根小学校。その校庭から来た水が後ろの壁からザーザーともれてきている。普段の雨ではこんなことにならない」 下戸鎖地区では、幸い人や建物の被害はありませんでしたが、実は去年の8月も、48時間雨量が当時の観測史上最大を記録していて、住民は警戒を強めています。