ヘンリー王子&メーガン妃、「新たなサポート」組織の設立を発表。"ネットいじめ撲滅"に向け本格的に始動か
ヘンリー王子とメーガン妃が、ソーシャルメディアでいじめを受けた子どもを持つ親に向けて、安全かつ無料のサポートを提供する“ザ・ペアレンツ・ネットワーク”を設立するとを発表した。 【写真】夫ヘンリー王子の脚に手を伸ばしながら、愛情たっぷりに語るメーガン妃 メーガン妃が43歳の誕生日を迎えた2024年8月4日、2人は珍しく揃って『CBS サンデー・モーニング』に出演。ジェーン・ポーリーのインタビューを受けて、アーチウェル財団を通してローンチされた、ザ・ペアレンツ・ネットワークについて話をした。 ソーシャルメディアを子どもたちにとって安全な場所にするとともに、ネットいじめが原因の自殺で子どもを亡くした親たちを支援するのが目的だという。その後、ポーリーは、こうした反いじめの取り組みと、メーガン妃が過去に自殺を考えるほどに苦しんだ経験があることは関連していると指摘。 それに対しメーガン妃は「ある程度の痛みやトラウマを経験すると、それを癒す過程で、そのことを正直に話すことができるようになります。私の場合は間違いなくそうです」と、夫ヘンリー王子の脚に手を伸ばしながら明かした。 「私は自分の経験で擦り傷を負いましたが、他の人にそのような気持ちを味わって欲しくないし、そのようなことを決して考えて欲しくありません。誰にも信じてもらえないだなんて、感じて欲しくないのです」 「自身の経験を語ることで誰かを救ったり、ちゃんと子どもの生活をチェックするよう促したり、子どもの外見から"大丈夫だ"と思い込まないように気を付ける必要があります」と述べた。 メーガン妃が2021年に自身の苦しみや胸の内を明かした際には、ビヨンセやセリーナ・ウィリアムズといった大物セレブたちから大きな称賛を得た。 今回のインタビューは録画で行われ、その予告動画でサセックス夫妻は息子アーチー王子と娘リリベット王女の存在が自分たちの活動に大きな影響を与えていると述べている。 「私たちの子どもはまだ幼く、3歳と5歳です。ですが2人とも立派な人間であり、素晴らしい存在です」とメーガン妃。「とはいえ、親としてはとにかく子どもたちを守りたい不安に駆られます。オンライン上で日々起こっていることを見ると、私たちにはやるべきことが沢山あると感じます。なので、その改善に関わることができて大変嬉しいです」 ザ・ペアレンツ・ネットワークは、何としても子どもたち(自分たちの子どもも含めて)を守るという大規模かつ広範囲的な活動の一部のよう。 ヘンリー王子も家族を守る気持ちは人一倍強く、王室離脱に伴い取り消された英国内での警護の復活を求めて、英内務省を訴える活動を続けている。 「ヘンリーは子どもたちを公の場で見せることに消極的だ。隠したいのではなく、潜在的脅威から彼らのプライバシーと安全を守りたいと考えているからだ。子どもたちに、誘拐や危害を加えられる心配なしに、できるだけ普通の生活を送ってほしいのだ」と友人が先週、『People』にコメントしている。 同取り組みは、ヘンリー王子やメーガン妃をはじめとする親たちが、ソーシャルメディアを使い始めた子どもたちを守るのに間違いなく役に立つことだろう。その活躍に大いに期待したい。
From Harper's BAZAAR.com