夏の福島で狙える騎手を調査 戸崎圭太騎手が芝ダ問わず無双状態!大野拓弥騎手は芝1200mで驚異的な成績
福島県に行った際には円盤餃子がオススメ
私は福島に住んでいたことがあるが、名物の円盤餃子が大好きだった。餃子をフライパンに円盤状に並べて焼き上げ、そのまま皿に移して登場してくる様は実に豪快で、食欲をそそられた。福島競馬場に足を運んだときには、帰りにでもぜひ、舌鼓をうって欲しい。 【北九州記念2024 推奨馬】複勝率77.8%の強力データ持つ伏兵馬あり! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) さて、今週から夏の福島競馬が開幕する。そこで今回は福島競馬で狙えるジョッキーを紹介していきたい。集計期間を2019~2023年の6、7月の5年間とする。
芝は戸崎騎手の独壇場
はじめに芝のレースで狙える騎手を探っていきたい。まずは総合成績から見ていこう。 1位 戸崎圭太【32-21-21-98】 勝率18.6%/連対率30.8%/複勝率43.0% 2位 菅原明良【16-14-10-99】 勝率11.5%/連対率21.6%/複勝率28.8% 3位 田辺裕信【15-19-7-61】 勝率14.7%/連対率33.3%/複勝率40.2% 4位 M.デムーロ【14-14-11-59】 勝率14.3%/連対率28.6%/複勝率39.8% 5位 三浦皇成【13-19-20-87】 勝率9.4%/連対率23.0%/複勝率37.4% 6位 柴田大知【13-12-14-102】 勝率9.2%/連対率17.7%/複勝率27.7% 勝ち星では戸崎圭太騎手が2位にダブルスコアをつけて独走状態。率も申し分のない成績を残しており、信頼度が高い。 また、地元福島県出身の田辺裕信騎手が3位にランクイン。連対率では戸崎圭太騎手を上回り、3回に1回は連に絡んでいる。 次に距離別を見ていく。何か特徴はあるだろうか。 使用されているのは1200m、1800m、2000m、2600mの4つの距離。その中で2つの距離に注目する。まずは1200m戦。この距離では3人の騎手をピックアップする。 ▼夏の福島競馬・芝1200mのピックアップ騎手 戸崎圭太【14-11-10-34】 勝率20.3%/連対率36.2%/複勝率50.7% M.デムーロ【5-7-3-20】 勝率14.3%、連対率34.3%、複勝率42.9% 大野拓弥【3-3-6-7】 勝率15.8%、連対率31.6%、複勝率63.2% まずは戸崎圭太騎手。総合ランキング同様にこの条件でも独走状態。しかも芝の全体成績より連対率、複勝率が5%以上も上昇し、複勝率は50%超えとハイアベレージだ。 M.デムーロ騎手も各成績が上昇。連対率は28.6%→34.3%、複勝率も39.8→42.9%となっている。 そして騎乗回数こそ少ないが、穴党の方は大野拓弥騎手の存在を覚えておいてほしい。単複ともに回収率213%。近5年間で1番人気への騎乗はなく、2番人気の馬にも1回しか騎乗していないにも関わらずこの成績を残している。夏の福島、芝の短距離戦ではこの3名の騎手を積極的に狙ってみたい。 次に1800m戦でも特徴的な数字を残している騎手が3名いた。下記の3名は勝ち星こそ多くはないが、馬券に絡むことが多く、馬券への貢献度が大きい騎手だ。 ▼夏の福島競馬・芝1800mのピックアップ騎手 三浦皇成【5-11-9-27】 複勝率48.1%/複勝回収率109% 柴田大知【5-6-8-34】 複勝率35.8%/複勝回収率248% 丸山元気【3-5-2-18】 複勝率35.7%/複勝回収率117% まずは三浦皇成騎手だ。1番人気のときは【3-2-1-2】で着外2回も4、5着と掲示板を外したことがなく、複勝回収率101%と馬券圏内という意味では安定している。また、2番人気【0-3-0-4】、3番人気【0-2-4-5】、4~7番人気【2-4-4-11】と中位の人気でもしっかりと好走している。 続いての注目は柴田大知騎手だ。同騎手は三浦騎手とは逆に人気薄の馬を馬券圏内に押し上げており、10番人気以下の馬でも【0-2-1-14】と3回馬券に絡むなど回収率を大きく上げている。なお、5番人気以内のときも【5-3-4-12】と複勝率50%をキープしていることも付け加えておきたい。 最後に丸山元気騎手を取り上げる。同騎手は人気馬を堅実に走らせる傾向にあり、5番人気以内で【3-3-1-5】と成績を残している。この3人は複勝回収率が100%を超えているので、複勝やワイド、3連系の馬券を買うファンは覚えておいて損はないだろう。