バレーボール・石川祐希「子供たちにバレーを楽しんでほしい」年俸の1%を慈善団体に寄付
バレーボール男子日本代表主将の石川祐希(ミラノ)は2日、バレーボールの力で機会均等を目指す慈善団体「レッツ・キープ・ザ・ボール・フライング(LKTBF)」のバレーボールで得た年俸の1%を寄付する「ザ・1%・ムーブメント」に参加することを表明した。 今回、参加を表明したのは、アジアから唯一の参加となった石川のほか、ブラジル男子代表のブルーノ・レゼンデ、キューバ男子代表のロバートランディ・シモン(キューバ)、カナダ男子代表のスティーブン・マーら計9人のトップ選手が並んだ。 ザ・1%・ムーブメントとは、バレーボール女子のトップ選手が賛同し、1月に発足。石川ら参加選手はバレーボールで得た年俸の1%をLKTBFに寄付し、競技への参加機会をサポートする。バレーボールに必要な用具や知識などを無償提供していく。 石川は参加した理由として「まず、この話をいただいた時に対象が子供たちだったこと。子供たちにバレーを楽しんでほしいという思いやバレーボール普及については以前から考えていました。このプロジェクトでそれらを実現できると思い、また日本の枠を超えて世界の子供達の為にも活動できると思い、このプロジェクトに参加しました」と説明。 バレーボール界へのメッセージとして「各国の選手やプロジェクトに参加する人たちと共に、子ども達の為になる活動をしていきたいと思います。また、国や地域によって、バレーボールをする環境や考え方など違うと思うので、子どもたちにとって何が必要なのかを話し合っていければと思います。今までバレーボールを通して僕たちが仲間を作ってきたように、このプロジェクトを通して世界中の子ども達やバレーボールを必要とする皆さんと仲間になれればと思います」と思いを込めた。
報知新聞社