相次ぐ「陸奥湾震源の地震」 最大で3.2mの津波想定 「地震へ備えを」
青森朝日放送
相次ぐ陸奥湾を震源とする地震や十和田の火山性地震を踏まえ、宮下知事は正しい情報をもとに災害に備えるよう呼び掛けました。 青森県内では、16日に陸奥湾を震源とする地震が発生し最大震度4を観測。20日に起きた地震では、90年ぶりにマグニチュード5以上を観測しました。 青森地方気象台によりますと、1739年や1766年の地震など、過去には陸奥湾周辺でマグニチュード7程度の地震が発生しています。 陸奥湾で地震が発生した場合、状況によっては津波が発生する可能性があるということです。 その場合、海岸から300メートルから600メートルの範囲で最大3.2メートルの津波が来ることや、発生からおよそ2分から8分で津波の第一波が到達することが想定されています。 こうした状況を踏まえ、宮下知事は正しい情報をもとに災害に備えてほしいと県民に呼び掛けました。 【宮下知事】 「地震はどこにでもいつでも起こりますので、地震や津波から身を守る方法をそれぞれでまずは考えていただくことが非常に重要になります」 さらに、これからの季節は防寒具の備えなど、寒さへの対策や準備も呼び掛けました。