日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング6位。アジア杯後に覚醒!? 得点力あるレフティー
2024年のバロンドール受賞者が、28日に発表される。1956年に創設されたこの賞は、サッカー界で最も権威のある個人タイトルとされ、毎年大きな注目を集めている。では、もし日本人選手限定で2023/24シーズンのベストプレーヤーを選ぶとしたら、誰がその栄誉に輝くのか。今回、フットボールチャンネルではクラブとサッカー日本代表での成績をもとに独自のランキングを作成した。トップ10を順位ごとに紹介する。※スタッツは『transfermarkt』を参照。
6位:堂安律 生年月日:1998年6月16日(26歳) 所属クラブ:フライブルク(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:30試合7得点4アシスト ドイツのフライブルクでプレーする堂安律は、2023/24シーズンに大きな成長を遂げた選手と言える。ブンデスリーガで30試合に出場し、7得点4アシストを記録した。 フライブルクでレギュラーを務めた2022/23シーズンのリーグ戦では、5得点6アシストという成績だった堂安だが、翌シーズンの序盤戦ではなかなか得点に絡むことができなかった。 しかし、2024年1月から2月にかけて開催されたAFCアジアカップ2023を終えてドイツに戻った堂安は、アグレッシブさを前面に出して活躍。左サイドに張ってボールをキープして攻撃の起点となるプレーはこれまでどおりこなしつつ、自ら仕掛けて決定的なシーンを生み出し、第21節からの14試合で6得点3アシストを記録した。 『transfermarkt』によると、堂安の市場価値はフライブルクで最も高い1800万ユーロ(約28.8億円)で、チームを代表する選手となっている。 この成長は、ユリアン・シュスターに監督がかわった今シーズンも続いており、開幕8試合で4得点と好スタートを切った。第6節のブレーメン戦では、得意とする右サイドからのカットインで左足のシュートを決め、決勝点を挙げている。 背番号10を背負うサッカー日本代表でも、森保一監督からの信頼が厚く、能力の高い伊東純也を差し置いて右ウイングバックとして先発することが多い。近年は、さらに決定的な選手へと成長している。
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