避難所設営から物資搬送まで 能登半島地震を教訓に金沢市職員が防災訓練
能登半島地震の教訓を踏まえ金沢市で大地震が発生したとの想定で市職員が参加し、防災訓練を行いました。 【写真を見る】避難所設営から物資搬送まで 能登半島地震を教訓に金沢市職員が防災訓練 訓練は、午前7時に金沢市内で震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。 1月に発生した能登半島地震を踏まえ今回はまず避難所で鍵の開け方の確認や簡易トイレの組み立て備品のチェックなどが進められました。 ■運送業者が防災備蓄倉庫からの輸送も訓練に また、市役所では各避難所から必要な物資の要望を受け災害時協力協定事業者である運送業者に防災備蓄倉庫からの輸送を依頼する訓練も今回、初めて取り入れています。 このほかNPO法人と連携し帰宅困難者となった外国人観光客などの対応訓練や災害対策本部会議が開かれ市内の災害状況が各部署から報告されるなど災害時の初動体制を確認しました。 訓練を総括した村山市長は今後、地域防災計画の見直し、避難所運営マニュアルの改訂を進めていきたいと方針を示しました。
北陸放送