アカデミー賞ノミネート『エターナルメモリー』、8.23日本公開決定! ポスター&予告解禁
第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた映画『THE ETERNAL MEMORY(英題)』が、邦題を『エターナルメモリー』として8月23日より公開されることが決定。本ポスタービジュアルと予告編が解禁された。 【動画】永遠に心をとらえて離さない真実の愛の物語 映画『エターナルメモリー』予告編 本作は、アルツハイマーになり徐々に記憶を失っていくジャーナリストの夫と、困難に直面しながらも彼を支える女優の妻の、愛と癒しに満ちた日々を記録した感動のドキュメンタリー。今年の第96回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、2023年サンダンス映画祭ではワールド・ドキュメンタリー部門審査員大賞を受賞、第73回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されるなど、世界で高い評価を受けている。 監督は、『83歳のやさしいスパイ』(2020)でチリの女性として初めてアカデミー賞にノミネートされたマイテ・アルベルディ。本作で自身2度目となるノミネートを果たす快挙を成し遂げた。 著名なジャーナリストである夫、アウグスト・ゴンゴラと、国民的女優でありチリで最初の文化大臣となった妻、パウリナ・ウルティア。20年以上に渡って深い愛情で結ばれたふたりは、自然に囲まれた古い家をリフォームして暮らし、読書や散歩を楽しみ、日々を丁寧に生きている。そんななかアウグストがアルツハイマーを患い、少しずつ記憶を失い、最愛の妻パウリナとの思い出さえも消えていってしまう―。 本ポスタービジュアルは、妻パウリナが夫アウグストの顔に頬を寄せる姿を捉えたもの。横には「いつもあなたがいる」というふたりの想いをあらわす言葉が添えられ、あふれるような愛情と優しさに満ちたポスターに仕上がった。 予告編は、「私は女優のパウリナ。そして彼は、ジャーナリストの夫、アウグスト。25年間、ずっと一緒に連れ添ってきました」というナレーションから始まり、ふたりが歩んだ愛の日々がつづられていく。その中には、自身がアルツハイマーだとわかり、肩を落とすアウグストの姿が。パウリナは「あなたに思い出してほしいの。アウグスト・ゴンゴラが誰だったかを」と語りかけるが、アウグストは「うん。でも君は誰?」と答える。 映像の終盤では、夫を献身的に支えるパウリナとアウグストの優しさとユーモアにあふれた日々などが映し出され、最後は「死ぬまで君と一緒にいたい」「私もよ、アウグスト」という言葉と、抱きしめ合うふたりの姿で幕を閉じる。 映画『エターナルメモリー』は、8月23日より全国公開。