新潟県庁

　新潟県教育委員会は9月19日、担任を受け持っていた男子生徒の大学受験に同行し、ホテルで生徒の体を触るセクハラ行為をしたとして、上越地方の県立高校に勤める50代男性教諭を停職6カ月の懲戒処分にした。 　県教委によると、男性教諭は2023年11月、当時高校3年だった男子生徒の大学受験に同行。宿泊先の県外のホテルでマッサージと称して服の上から生徒の全身を触った。 　教諭が1部屋を予約し、個人的に引率したという。その後、生徒が学校に相談して発覚した。 　県教委高校教育課の石橋弘光課長は「教職員は高い倫理観が求められるが、信頼を大きく損なう行為で大変申し訳なく思う。改めて指導を徹底していく」と話した。