【写真：Getty Images】

　チェルシーはサッカーベルギー代表FWロメル・ルカクのレンタル移籍を認めず、今夏での売却を検討しているようだ。今季はイタリア・セリエAのASローマに期限付き移籍となっていたルカクだが、今夏も移籍が噂されている。英メディア『BBC』が現地時間5日に報じた。 　今季のルカクはローマで公式戦47試合に出場し、21得点4アシストを記録。ローマでのレンタル移籍期間満了に伴い、保有元のチェルシーへと帰還することになるが、チェルシー側は放出を検討。同メディアは「チェルシーはベルギー人ストライカーの完全移籍での売却を目指して、今夏ロメル・ルカクのレンタル移籍を拒否する」と報道した。 　また、ルカクにはACミランやナポリが獲得に興味を示しているという。さらにローマも獲得を目指して動いているというが、チェルシーが提示する移籍金に応じることができないようだ。イタリアのクラブは予算が厳しく、チェルシーが提示するルカク獲得の移籍金を支払うことが難しい。そのため、交渉がうまく進まない。 　さらに、ナポリはヴィクター・オシムヘンとのトレードも検討しているというが、チェルシーが同選手の獲得には興味がないという。今夏も放出候補となっているルカクだが、新天地はどこになるのか。去就に注目が集まる。