「浜北」カレー第2弾は中辛 商工会女性部と浜名中生、特製レトルト開発 11月1日から発売
浜松市浜名区の浜北商工会女性部と浜名中の生徒が協力し、特製のレトルトカレー「はまきたカレーヌ中辛」を開発した。昨年10月に発売した「はまきたカレーヌ」の第2弾。今回は中学生が商品開発や表紙のデザインなどに携わり、地域密着の要素を盛り込んだ。1日から販売する。 はまきたカレーヌは市の再編で区の名称から外れた「浜北」の地名や魅力を広めようと開発した。レシピは「遠州はまきた飛竜まつり」で女性部が25年以上販売している特製カレーを基に作った。浜北特産の次郎柿のピューレを入れた、まろやかな味わいが特徴。 第2弾は浜名中の生徒に試食してもらい、「もう少し辛くてもいい」といった感想を参考に、前回よりもやや辛い味に仕上げた。表紙は2年生の平岡さくらさんが描き、カレーを食べる中学生と飛竜まつりのシンボルである竜を色鮮やかに表現した。 次郎柿の生産者で女性部役員の足立路子さんは「辛さと塩加減、まろやかさがちょうどいい。『浜北』の地名を多くの人に知ってもらうきっかけにつながってほしい」とPRした。 価格は550円(税込み)。浜北商工会や「うなぎの井口」(同区平口)などで販売している。
静岡新聞社