本誌の直撃取材に長谷川議員の答えは……（’20年３月20日号）

自民党・長谷川岳参議院議員（53）の〝パワハラ的な言動〟が問題となっている。北海道選出の長谷川議員は道職員や札幌市職員に対してたびたび威圧的な言動をしていたとされ、４月17日には自民党の石井準一参議院国会対策委員長が厳重注意をしたことを明らかにしている。 【恋人同士にしか…】すごい…！長谷川議員と不動産会社OLの〝親密〟写真…！ 「昨年、歌手の吉幾三さんがYouTubeで、飛行機で遭遇した国会議員の態度が非常に横柄だったという動画をアップしていました。それに対して『その国会議員は長谷川議員ではないか』と指摘する匿名のCAからの手紙が来たことを３月19日に再び動画で明らかにしたのです。手紙の中では『到着が遅れると鬼の首を取ったような言い方でクレームをされます』など、長谷川議員の『非常に高圧的な言い方』について告発していました」（全国紙記者） さらに３月28日には週刊文春電子版で、長谷川議員が対面でのやりとりを重視するために東京の事務所には連日〝HG（長谷川議員を示す隠語）参り〟の行列ができていることや、道や市の職員に対して威圧的な言葉を繰り返す音声なども報じられた。 問題を受けて北海道の鈴木直道知事は４月５日、一部の職員に聞き取り調査した結果、「長谷川議員の言葉を威圧的に感じたことがあった」と複数の幹部職員が報告したこと、’23年度に東京の長谷川議員の事務所に20回以上も出張していた職員がいたことを明らかにしている。 「威圧的言動」問題が連日メディアで報じられている長谷川議員だが、〝渦中の人〟となったのは今回が初めてではない。本誌は彼のコロナ禍での〝濃厚接触不倫〟の様子を’20年３月20日号で報じている。当時の様子をふり返る。 ◆高級マンションで不動産会社OLと連日の密会 自民党・長谷川岳参議院議員（当時49）の〝濃厚接触〟を本誌が確認したのは、’20年２月14日。バレンタインデーのことだった。東京・代々木のフレンチレストランから、女優の竹内結子を思わせる妙齢美女と連れ立って現れたのは夜９時頃。店の前で何やら目配せをした後、二人は別方向へと歩き出した。 女性はタクシーで店からほど近い自宅へ一度帰宅したが、自転車にまたがって再び外出。５分ほど走って向かったのは、長谷川議員が住む高級マンションである。美女が議員のもとを後にしたのは、翌15日の朝７時半だった。 「この女性は不動産会社に勤めるＯＬです。長谷川議員とは共通の趣味であるランニングを通じて数年前に知り合ったと聞いています。議員は昨年夏に彼女が住む代々木近辺にマンションを購入。しょっちゅう一緒に食事をしています」（女性の知人） 長谷川議員はバレンタインの後、’20年２月18日、20日、25日にも女性との逢瀬を重ねた。食事後にそれぞれ帰宅した後、女性が自転車で長谷川議員のマンションを訪ねるというのがお決まりのパターンだ。 長谷川議員は妻帯者であり、２人の子を持つ父親でもある。札幌に妻子を残し、東京の高級マンションで不動産会社ＯＬと連日の密会。しかも地元・北海道が新型コロナウイルスで危機的状況にあるこの時期に、である。本誌は’20年２月下旬、長谷川議員を直撃した。 ――長谷川議員、頻繁に会っている女性とはどういった関係ですか。 「はい、こんばんは！　友達です」 ――不倫関係ではない？ 「そうです」 ――議員の自宅に泊まっているのを確認しています。 「うーん、いやいやいや！　そういう関係ではないです」 ――かなりの頻度で泊まっています。 「僕の部屋に泊まっているんですか？　僕の部屋であることを確認しているんですか？　部屋の中に入った証拠があるんだったら、ぜひお示しいただきたい」 ――部屋には来ていない？ 「はーい！　ないです！」 ――では、彼女は何のために議員のマンションを頻繁に訪ねているのですか。 「それは存じ上げません！　はい！」 ――彼女から何と呼ばれているのか。 「岳くんとか岳ちゃんとか色々です。とても信頼しているパートナー……パートナーというか友人ですので」 連日、食事をともにしている「パートナーというか友人」が自身のマンションを訪ねてきているのに「僕の部屋か確認したのか」という言い訳はあまりに苦しすぎた。 長谷川議員は４月12日に国会内で、職員たちが自身の言動に対して威圧的に感じていたことに対して陳謝し、今後の対応を改めるとした。一方で議員辞職をする考えがあるかという問いについては《全身全霊で地域のために活動していきたい》と、議員を辞めない意志を明らかにしている───。