【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
センチメント改善
米消費者のセンチメントは株高とインフレ鈍化が継続するとの見方が追い風となり、3月末にかけて著しく改善した。米ミシガン大学がまとめた3月の消費者マインド指数(確報値)は79.4。速報値に対する確報値の上昇幅としては2022年8月以来の大きさとなった。5-10年先のインフレ期待は昨年9月以来の低水準となった。現在の家計に対する見方は約2年ぶりの高水準。現在の経済見通しは2021年7月以来の高水準に達した。
「勇気のある投資家」
トランプ前大統領のメディア企業に関連したオプション取引が、ミーム株トレーダーやウォール街の専門家を魅了しているが、かつての「債券王」ビル・グロース氏もその一人だ。トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは株価のさらなる乱高下が予想されるため、デリバティブ(金融派生商品)で利益を得るには極端なコストがかかるようになっている。グロース氏はソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」への投稿でオプションの手じまいを推奨した。「天才とは、年率250%のボラティリティーでDJT(トランプ・メディアの銘柄コード)オプションを売る勇気のある投資家のことだ」と述べた。
その他の注目ニュース
中国不動産開発の碧桂園、2023年通期決算の発表延期
「世界一無力なCEO」目指すリクルート出木場氏、社員に熟考を奨励
マスク氏のX、「成人指定」グループ機能をテスト-アダルト需要狙い
【今朝の5本】が毎日メールで届きます。登録はこちら
(c)2024 Bloomberg L.P.
Akiko Nishimae