蒙古襲来から750年 福岡市と長崎県の元寇ゆかりの地を巡るスタンプラリー開催中
蒙古襲来にゆかりのある福岡市と、長崎県の松浦、壱岐、対馬の3市は「元寇スタンプラリー」を2024年1月31日まで実施しています。人気の歴史漫画「アンゴルモア 元寇合戦記」(KADOKAWA)とのコラボ企画で、スタンプをそろえると限定描き下ろしの絵はがきなどがもらえます。 【写真】元軍と戦った歴史がまちなかに…
歴史を訪ねて各地を歩く
今回のスタンプラリーは4市が連携して10月7日にスタート。長崎県内の3市は2020年に開いた「元寇サミット」を契機に22年からスタンプラリーを始めており、元寇の歴史を”共有”する福岡市もこれに加わりました。 福岡市と壱岐・対馬は深いつながりがあり、今も高速船が行き来しています。対馬を舞台にした「アンゴルモア 元寇合戦記」は2013年に連載が始まり、シリーズ累計で約200万部を発行する人気作品です。2018年にアニメ化され、現在は舞台を博多に移した続編が連載されています。
デジタル版とアナログ版
スタンプラリーは、スマートフォンを使う「デジタル版」と、パンフレットにスタンプを押していく「アナログ版」の2種類があります。 デジタル版は、4市を周遊する横断型と各市内完結型の計5コース。訪れた先でスマホを操作すると位置情報などからデジタルスタンプが押され、各コースを達成すると抽選で地元の特産品が当たる特典もあります。 アナログ版は、観光案内所などでパンフレットを入手し、各市に1か所ずつある漫画のキャラクタースタンプを集めます。スタンプは、各地に縁のある少弐景資(しょうに・かげすけ)、対馬小太郎、宗右馬太郎(そう・うまたろう)、大蔵太子(おおくら・ふとこ)の4種類です。 スタンプ2個で漫画原作者・たかぎ七彦さん描き下ろしのポストカードがもらえ、4個そろえると限定グッズが抽選で当たります。