USスチール買収、承認を 地元市長ら20人、米大統領に訴え
【ワシントン時事】日本製鉄によるUSスチール買収計画の承認を求めて、USスチールの生産拠点などを抱える地元市長ら20人が、バイデン米大統領に書簡を送付したことが24日、分かった。 東部ペンシルベニア州と中西部インディアナ州の市長らが23日付で送ったもので、日鉄とUSスチールが公表した。 書簡は買収に反対する全米鉄鋼労組(USW)のマッコール会長を「誠実な交渉を拒否したため、組合員からの支持を失っている」と非難。「地元のコミュニティーは雇用を守り、地元施設を閉鎖しないという日鉄のビジョンと約束を強く支持している」と説明した。