【みんなで考えよう】メイクや美容医療など、美容の低年齢化についてどう思いますか?
子どものメイクや美容医療など、美容への関心が高まりつつあります。 小学館が、子ども向け雑誌の読者やその家族を対象に実施したアンケート調査によると、小学校低学年の女子の約6割が、口紅やアイシャドウなどのメイクアイテムを持っていることがわかりました。(※1) メイクをぬり絵で疑似体験できる付録も好評だといい、保護者も概ねメイクに関して寛容な様子だといいます。 10代に目を向けると、美容医療への関心が見てとれます。美容について調査・研究など行うリクルート ホットペッパービューティーアカデミーのインターネット調査(2023年)によると、15~19歳で過去1年間に医療脱毛や美容内科・外科などを含む美容医療を受けた女性は20.8%と、コロナ禍前の2019年と比較すると4.1%増加しています。さらに半数以上が「施術への抵抗感がない」と回答しています。 美容医療を受けた・受ける理由については、「コンプレックスの解消」、次いで「自己満足」が上がりました。(※2) 若い世代の関心が高まりつつある美容医療ですが、トラブルも増加しているといいます。国民生活センターの発表では、二重整形や脱毛などを行った若者から「広告に載っている金額よりも高額な契約をしてしまった」「手術当日に化粧できるという二重整形手術を受けたが、術後の腫れが1週間以上引かない」などの相談が寄せられているとして、注意を呼びかけています。 メイクや美容医療はコンプレックスや悩みを解決し、前向きに生きる手段のひとつである一方、外見への過剰なこだわりを生む可能性もあります。子どもが容姿を気にした際、どのように対応すればいいか悩む保護者も多いのではないでしょうか。 あなたは、メイクや美容医療などの美容の低年齢化についてどう思いますか? 肯定的な方もそうでない方も、その理由を添えてこの記事のコメント欄で教えてください。 また、お子さんがいらっしゃる方は、子どもが自分の見た目を気にしたり、悩んだりしたことがあれば、具体的な内容や対処法などをお寄せください。 Yahoo!ニュースはコメント欄のみなさんの意見や体験を通して、より深くニュースについて考えたり、多様な考えに触れたりできる機会をつくりたいと考えています。 今回いただいたコメントを抜粋・編集した上で、後日コンテンツとして別ページにて掲載する予定です。いただいたコメントを取り上げさせていただく場合がございますのでご了承ください。みなさんの考えをぜひ聞かせてください。 「子どもをめぐる課題(#こどもをまもる)」は、Yahoo!ニュースがユーザーと考えたい社会課題「ホットイシュー」の一つです。 子どもの安全や、子どもを育てる環境の諸問題のために、私たちができることは何か。対策や解説などの情報を発信しています。 出典 (※1)小学館「JS研究所」 (調査対象:『ぷっちぐみ』読者またはその家族/有効回答数:応募総数 1092、集計数 1000/調査期間:2023年12月27日~ 2024年2月29日) (※2)株式会社リクルート ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2023年下期<美容医療編>」 (調査対象:全国、人口20万以上の都市に居住する15~69歳の男女各6600人/調査実施期間:2023年8月3日~13日)