韓国国会 対政府質疑2日目=対北朝鮮政策・韓日問題など巡り攻防へ
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は10日、2日目の対政府質疑を行う。2日目は外交・統一・安全保障分野で、与野党は独立運動に関する遺物や資料を保存・展示する独立記念館の館長に日本による植民地支配を美化する「ニューライト(新保守)」系とされる金亨錫(キム・ヒョンソク)氏が任命されたことや尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の「価値外交」などを巡って攻防を繰り広げる見通しだ。 与党「国民の力」は尹大統領が日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」に発表した自由・平和・繁栄に基づいた南北統一を目指す構想「統一ドクトリン」や南北軍事境界付近で拡声器を使った対北朝鮮宣伝放送を再開したことなど、対北朝鮮政策について集中的に質疑するとみられる。 これに対し、最大野党「共に民主党」は朝鮮半島出身者が強制労働させられた新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録や東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出など韓日問題を追及する見通しだ。
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