春の富山湾、銀輪快走 来年4月20日に湾岸サイクリング
●富山新聞が後援 春の富山湾の風景を楽しみながら自転車で巡る「富山湾岸サイクリング2025」(富山新聞社後援)が来年4月20日に開催される。第11回大会は国のナショナルサイクルルートの指定を受けた4コースを設定。2015年の第1回大会以来のメイン会場となる射水市の海王丸パークを発着点に、自転車愛好者が銀輪を連ねる。 ●知事「復興へ地域活性化を」 180キロ、120キロ、80キロと射水市内を回るエンジョイの計4コースを設ける。25日の会見で開催概要を説明した新田八朗知事は「富山湾沿岸は震災の影響も大きく、復興の最中。イベントを通じて地域活性化につなげたい」と意欲を示した。 富山湾岸サイクリングコースは氷見市脇と朝日町境を結ぶ延長102キロのコースで、国土交通省が21年5月にナショナルサイクルルートに指定した。国内では富山のほか、琵琶湖を一周する「ビワイチ」や、広島県尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」など5カ所が指定を受けている。 ●1月11日から募集 定員は計1500人。参加費は180キロが1人1万2千円、120キロが1万円、80キロが7千円、エンジョイが6千円となる。1月11日~3月6日に参加者を募る。