春のジャケットは「カジュアルでいい」大きく変わった「これからの狙い目」
■狙い目は? これからのジャケット 羽織るだけで知的に仕上がることは知っているから。いま、ジャケットに+αで求めたいのは、ON・OFF問わず手にとれるカジュアルさ。キレイかどうかよりも「気楽に着られるかどうか」に選ばれた、新たなタイプをお届け。 ≫【この記事の写真・ジャケットのプライスなど詳細▶新傾向の6コーディネートの一覧】「キレイとカジュアルのいいとこどりをした」新しいジャケットのコーディネート実例集
■「シャツよりきちんと・ジャケットより気楽」な軽量素材に更新 ウールジャケットほど重くなく、トップスの延長で着られるシャツのような薄めの生地。涼しさも感じられる一枚で、まじめなジャケットに欲しい「心地よさ」が実現。 ダブル+白のジャケットを軽やかに着られるシアー感のあるシルク素材でリニューアル。ボトムはスラックスからスウェットパンツにのりかえつつ、すそにはラインの効いたソックスを重ね、正統派な白をいっそう身近に。 ■もの足りないくらいに「デザイン・ディティールをシンプル化」 丈やそでなど、どこかをそぎ落とすことで生まれるギャップがハズしとなり、ジャケットの力みまでもカット。ボトムとのバランスがとりやすくなる、うれしい効果にも期待。 ■着くずす前提のゆるさがいい「ぶかっとしたサイズ感」 そでを通してきちんと着ていても、ズレたシルエットでラフな印象を残せる、メンズライクなオーバーサイズ。インナーの厚みに左右されることなく、そのうえそでをまくるなど、余白を生かしたアレンジがしやすい利点もあり。
Composition&Text_GISELe