センバツ高校野球 慶応にセンバツ旗 主将「甲子園で塾歌を」 /神奈川
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する慶応(横浜市港北区)に24日、センバツ旗が授与された。旗を受け取った大村昊澄主将(2年)は「高校野球の新しい常識を作り、今までの当たり前を自分たちの野球とプレーで変える。みなさんと甲子園の舞台で塾歌を歌えるよう、全力で戦う」と決意を語った。 この日同校のホールであった授与式には野球部員や学校関係者ら約150人が出席。田中成之・毎日新聞横浜支局長が「昨秋の大会は、競り勝つ見応えのある試合の連続だった。慶応の塾歌や『陸の王者』を何度も聞かせてほしい」と述べ、阿久沢武史校長は「全国から選ばれたはるかに強いチームと対戦する。挑戦者として、夢の舞台で堂々と君たちの野球を見せてほしい」と激励した。【田中綾乃】