『ワンピ』ゾロが勝てなかった敵キャラ「二度と敗けねェから」は剣士限定か?
「ミホーク戦」以降のゾロの戦績を振り返る
『ONE PIECE(ワンピース)』では、第1巻から登場し、現在も最前線で麦わらの一味を引っ張る、ロロノア・ゾロの目覚ましい成長と快進撃も、見どころのひとつでしょう。 【画像】えっ、チートだろ… これはゾロが勝てなかった敵キャラです(5枚) ゾロは「東の海(イーストブルー)」で、世界最強の剣士であるジュラキュール・ミホークに圧倒的な力の差で敗れます。そのときに敗北を喫したゾロが、悔し涙を流しながら「二度と敗けねェから!!!!」とルフィに誓いを立てました。 その後、数々の強敵を相手にしたゾロでしたが、なかには勝敗があやふやだった戦いも見受けられます。 まずは、「空島編」で対面したエネルとの戦いです。エネルは「ゴロゴロの実」の能力者であり、雷を自在に操ることができます。さらに、他人の心の声を聞くことができる「心綱(マントラ)」という能力も持ち合わせている、いわゆる「チートキャラ」でした。 そんなエネルとの一戦は、雷と剣という相性の悪さも相まってか、ゾロは一方的にダメージを受けて、最後には意識を失ってしまいます。かろうじて命はあったものの、これは敗北に分類されるのかもしれません。 そして次に訪れた「ロングリングロングランド島」では、予想もしなかった相手と遭遇してしまいます。それは当時の海軍大将である青キジことクザンです。クザンは、体を氷に変化させて冷気を放出し、あらゆるものを一瞬にして凍結させることができる「ヒエヒエの実」の能力者でした。 このとき、ルフィ、ゾロ、サンジが3人そろって太刀打ちするも、全員が凍らされてしまい、あっけなく敗北してしまいます。しかしこの戦いの結末は、クザンが見逃す形をとったため、勝敗がついていないといえるでしょう。 また、「スリラーバーク編」で戦った、ペローナ戦の判断も微妙なところです。ペローナは「霊体(ゴースト)」を自在に操る「ホロホロの実」の能力者でした。この能力の厄介な点は、ペローナが操る霊体に肉体を通過されると、誰しもがネガティブになってしまう「ネガティブホロウ」という精神攻撃でしょう。 この技を受けたゾロたちはネガティブになり、戦闘どころではなくなってしまいます。もともとネガティブだったウソップのおかげで難は逃れたものの、ゾロに「みなさんと同じ大地を歩いてすいません」といわせた点ではかなり驚異的です。