1人暮らしで「年50万円」貯蓄って少ないですか?「年収400万円」でボーナスは少ないです…
貯蓄を増やすためにしたいこと
貯蓄は、意識的に増やそうとしなければ、割合や金額を上げていくのは難しいでしょう。ここでは、貯蓄を増やすために取り組みたいことを紹介します。 ・無駄の把握と節約 年収400万円で年間の貯蓄額が50万円というのは、家計調査の結果や一般的な理想の貯蓄割合を考慮すると少ないと言えます。お金の使い方のどこかに、無駄がある可能性が高いでしょう。まずは支出を整理し、無駄の把握に努めます。そのうえで、不要なものへの出費を抑え、節約を試みましょう。 ・先取り貯金や「つもり貯金」 給与を受け取った段階で一定金額を口座へと入れる「先取り貯金」や、購入を我慢したものの金額を口座へと入れる「つもり貯金」も有効です。継続していけば習慣となり、徐々に貯蓄の割合や金額を増やしていけます。 ・積極的な資産運用 年齢や個人の状況にもよりますが、積極的な資産運用も貯蓄増加のための一つの方法です。金利が低い時代において、預貯金のみでは資産はなかなか増えません。一部を投資信託などの購入に充て、中長期での貯蓄増加を目指してみましょう。預貯金は少なくなっても、資産全体で見れば増加が期待できます。
貯蓄は意識と行動次第で増やせる
手取りの30%ほどが貯蓄割合の理想とすれば、年収400万円の人の場合、100万円ほどは年間で貯蓄へと回したい計算になります。年間で50万円の貯蓄は少ないと言わざるをえません。 しかし、収入の一部を毎年貯蓄へと回せているのであれば、意識と行動を変えることで貯蓄は増やせるでしょう。無駄を把握したうえで節約し、先取り貯金やつもり貯金、積極的な資産運用によって、徐々に貯蓄全体の増加を目指せます。 出典 総務省統計局 家計調査 2022年 1世帯当たり1か月間の収入と支出 1 (実数,構成比,増減率,寄与度) 金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部